2007年12月24日

冷凍野菜の効用と扱い方

体を健康に維持するための栄養面から、野菜は一日に350g摂取する事が必要とされています。
自分の食生活を振り返ってみると、かなりの人が野菜不足になっていると自覚しているのではないでしょうか。

野菜といえばまずスーパーや八百屋などで売っている生鮮野菜が思い浮かびます。これらの生野菜の350gを手にしてみると、こんなには食べていないよ、ということになりそうです。

しかし、現代はそんな背景からも便利に野菜を摂る方法が増えてきています。
そう、生野菜だけで一日に350g摂取することはなかなか困難なのですが、サプリメント、野菜ジュース、フリーズドライ野菜、レトルト野菜、水煮野菜、カット野菜など手軽に利用できる野菜商品が様々あります。

さらにもうひとつ便利な野菜商品が冷凍野菜です。これも生鮮野菜よりも手軽に野菜を利用できる物のひとつです。

冷凍野菜といえば、かぼちゃ、里芋、いんげん、アスパラ、コーン、枝豆などやほうれん草などの葉物野菜のほか、最近では大根おろしの冷凍された商品もあったりします。
さらには細かくカットされたミックスベジタブルや、大降りの茹で野菜のミックスなど様々な種類の冷凍野菜があります。

このように冷凍野菜は便利なのですが、問題点が2つあります。

(1)残留農薬
市販されている冷凍野菜のほとんどが外国産であるため残留農薬の点検が義務付けられていないことです。
残留農薬以外の安全面では添加物もありますが、これは冷凍前に天然添加物(クエン酸など)で色を保持するくらいなので安全性には問題はないそうです。

(2)栄養価
栄養面では、冷凍前に加熱処理されている野菜は水溶性のビタミンが損失している場合があります。
そのため調理の際などには改めて加熱をしすぎない事が大切です。また栄養面だけでなく食感を維持するためにも加熱し過ぎない事が大切だといえます。

忙しい生活スタイルの人に限らず、取り扱いに留意した上で、冷凍野菜を上手に利用したいものです。

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Posted by urara at 18:26 │野菜の扱い方