2009年06月20日

加賀野菜

スーパーなどに買い物をしに行ったとく、私たちは多くの野菜を目にしますが、これらの野菜はほとんどが輸入に頼っていると言われています。

最近は産地が表示されるようになりましたが、日本で生産された野菜で店頭に並ぶのは、トマト、キャベツ、きゅうり、ブロッコリー、じゃが芋、玉ねぎ、アスパラ、とうもろこしなどですね。

ベビーリーフ、マッシュルーム、ズッキーニ、米ナス、パプリカ、など最近になってよく見かけるようになった野菜のほとんどが外国生まれの野菜です。

日本生まれの野菜に加賀野菜というのがあります。
加賀野菜にはさつまいも、二塚からしな、金時草、へた紫なす、金沢一本太ねぎ、せり、くわい、金沢春菊、打木赤皮甘栗かぼちゃ、源助だいこん、加賀太きゅうり、加賀つるまめ、加賀れんこん、たけのこ、赤ずいきの15種類があります。

加賀とは現在の金沢県のことで、加賀野菜とは昭和20年以前から栽培され、現在も金沢を中心に栽培されている野菜を認定したものです。認定された良品質の野菜には認定シールが貼られて市場に流通しています。

加賀野菜のいくつかをここで紹介したいと思います。
まず金時草ですが、これは紫色をした葉物の野菜で、一見して木の枝に葉が茂っているという感じの野菜です。

これは葉と若い茎の部分を食べる事ができ、夏の野菜として独特の風味があり、ゆでると粘りが出る野菜です。ビタミンA、鉄分、カルシウムを含み血圧の抑制効果が認められています。

くわいには「青くわい」と「白くわい」があります。丸い球根の様な形をしています。
ほんのりと苦味のある独特の味をしていて、ビタミンB1、B2、カリウム、鉄などの栄養が豊富な野菜です。

そして赤ずいきというは、里芋の葉柄のことです。里芋のなかでも特に葉柄が赤く、それを食用とする品種を赤ずいきと呼んでいます。
赤ずいきにはアントシアニンが含まれていて血液を綺麗にする働きがあります。また繊維質も豊富に含まれています。酢の物、漬物、乾燥させた干しずいきなど調理法は色々あります。

加賀野菜は15品目もあり種類も豊富ですし、一度は食べてみたい食材です。


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