2009年01月25日

伝統野菜

輸入野菜や品種改良によって新しく生まれた「新顔野菜」などが普及していく中で、従来から存在し、その地域に根付いて延々とつくり継がれてきた野菜もあります。これらを伝統野菜と言っていますが、日本の伝統野菜にはどんなものがあるのでしょうか。
地域ごとにどんな野菜が伝統野菜とされているのか、ちょっと紹介したいと思います。

まず北からは北海道ですが、北海道の伝統野菜には、「食用ゆり」、「札幌大球キャベツ」が有名です。

山形県は「雪菜」、「うこぎ」、「だだちゃ豆(枝豆)」、「じゅんさい」、「豊栄大根」、「ゆずりはきもど」などがあります。
だだちゃ豆は普通の枝豆とはそのコクと香りで一線を画し、関東圏でも人気があります。また、じゅんさいは会食時の汁物によく使用されています。

東京都には伝統野菜などなさそうに思いますが、「金町こかぶ」、「千住ねぎ」、「本田うり」、「亀戸だいこん」、「うど」、「小笠原かぼちゃ」、「練馬だいこん」など挙げてみれば、なるほど、ありましたねとうなづく人も多いのではないかと思います。

そして関西といえば、京野菜ですが、「加賀なす」、「山科なす」、「伏見とうがらし」、「万願寺とうがらし」、「ミズ菜」、「聖護院だいこん」、「辛味だいこん」、「すぐき」、「鹿ヶ谷かぼちゃ」、「桂うり」、「えびいも」、「京ぜり」、「掘川ごぼう」などさまざまな伝統野菜があります。
スーパーなどでたまに京野菜が並んでいることがありますが、輸入野菜などと比べると価格も高く、手が出にくいですが色つやなどを見るとさすがに高級感があります。

最後に沖縄県では、「ゴーヤ」がゆうめいですが、これも伝統野菜の一つです。

そのほかの地方にもそれぞれの風土に根付いた数々の伝統野菜がありますが、すべてを紹介できないのが残念です。
あなたの住んでいる県の伝統野菜は何か、ちょっと調べてみてはいかがでしょうか。



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