輸入野菜

urara

2008年02月03日 18:54

日本は小麦、砂糖、海老、肉類など多くの食糧を世界中から輸入しています。野菜も世界45カ国から輸入していると言われています。

食生活の多様化による洋食用に使用される野菜の輸入だけでなく、日本人が従来より食料として馴染みの深い、かぼちゃ、ねぎ、しょうが、ごぼう、しいたけなども輸入の割合が増加しています。

輸入野菜は国産品にくらべ安い価格で手に入りますが、生鮮食品の他にも日本人には馴染みのある漬物、冷凍野菜、水煮野菜などについても輸入野菜が増加しています。


穀類、肉類、乳製品などに比較すると、野菜の自給率は高いほうですが、しょうが、アスパラガス、ブロッコリー、などは輸入の割合が50%を越え、枝豆、里芋、かぼちゃなども30%を超えるなど、近年の輸入野菜の増加傾向が見られます。

アメリカと中国からの輸入が多いのですが、アジア太平洋地域の野菜も増加傾向にあります。

外国の食材については、安全性の問題が常に付きまといます。野菜については特に残留農薬が問題になっています。
つい最近中国産野菜の残留農薬の問題などが次々と発覚し報道などもされたため、中国産野菜や輸入野菜を消費者などが見直す機会になりました。


また、輸入先の国の管理だけでなく、国内に入ってからの日本のチェックにも問題があり、今後の改善が急務となっています。

輸入野菜についても、安全性が第一であるのは当然ですが、国内の生産環境やコスト、流通など様々な問題を考慮するとき、輸入を減少させる事はむずかしく、安全性確保のためのシステムづくりが期待されています。

現状は消費者側が出来る限り慎重に食材を購入する事も必要な時代であるといえます。まず産地表示などを少し気にかけてみる事などから始めてみたいものです。


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